広島市でフラワーフェスティバル開催中です。
いつもはどこかで雨が降ったりしますが、今年は日中は晴れていそうです。
ただ、突風が吹く事があるので、何か飛んでこないか注意が必要かも知れませんね。
フラワー名物、花車について
以前は、色々な花車が花の総合パレードで先頭で走っていましたが、最近は大掛かりな細工をした車はめっきり減少して簡易的な車が増加したようにも感じます。
上の写真の運転席の横の部分も昔は本当のバルーンで出来ていたような気がするのですが・・
私の気のせいでしょうか?
以前私は、花車も製作している会社で勤務していました。
ただ今はその会社では製作していないようです。
花車を出す企業が減少したり、製作する予算が合わなくなったというような理由だったと伺っています。
当時は凝ったデザインをしており、フラワーフェスティバルが終わると全て解体して処分していました。
同じデザインで骨組やベースを利用して表面のみシートなどを貼って利用するという方法もありますが、問題は解体した材料を保管する場所と費用になりそうです。
花車のつくりかた
当時はスポンサーのロゴなどデザインを打ち合わせの上出来上がった外観の設計図がありました。
中身がトラックだと分からないようにデザインも凝ってあるので、サイドミラーやナンバープレート、ウインカーなどは設置されていないようになっていましたね。
トラックはレンタルで借りていました。
設計図を見ながら、大工さんがトラックに木の角材で骨組を加工して、べニア板で表面の形を整えていきます。
そして色を塗ったり、シートを貼ったり飾り物を設置して出来上がります。
花車の搬入
花車は大きな倉庫や駐車場で製作しているので、フラワーフェスティバルの当日にパレード会場の平和大通りまで運ばなければいけません。
トラックなのでそのまま運転して現地までいくのですが、一般の車道を通るので法令上、サイドミラーやナンバー、ウインカーなどは取り付ける必要があり、移動の時のみこれらを取り付けていました。
トラックの幅も長さも大きくなっており、デリケートに出来ているので現場への搬送は壊れないようにゆっくりと走行して、他の車に邪魔にならないように早朝に誘導や警備の人たちの力をかりて移動していました。
最近の花車の夜間の状況
フラワーの夜にライトアップしているとの事で初日の3日に花の塔の付近に行ってみると、花車が2台並んで駐車されていました。
いたずらされたことがあるのか、前と後ろに警備員が1人づつ立っていました。
当時の花車、最終日
今はどうなのか分かりませんが、当時は最終日に花車の外観を毎回解体していました。
その為、荷台に飾ってあった鉢植えなどを配っていました。
そのうちに、そのことを知った方が花車解体の時にやってきて人だかりとなり、あっという間に花が無くなるようになったそうです。
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